こんにちはmasatoです。今日は初めて挑戦するビア缶チキンの作り方についての記事です。下ごしらえは手間がかかりますが現地ではほったらかしで御馳走が出来るので是非やってみてください。
ビア缶チキンって何?作り方はシンプルでウマイ
ビア缶チキンを知らない方のために簡単にだけ説明を入れておきます。ビア缶チキンはbeer(缶ビール)とchicken(チキン)で作る料理なのでビア缶チキンって言います。
ビール缶を炭火で下から熱してその蒸気で鶏肉の丸焼きの内部から蒸し外側はパリッとした触感が楽しめる調理方法です。
外国で庭でしょっちゅうバーベキューやって友人を呼んでパーティしてるようなイメージの国では頻繁に作られている料理です。
作り方はとてもシンプルで前日に調味料を塗り込んで当日にじっくりと時間をかけて焼きます。
では作り方の前に今回準備した物について説明していきます。
ビア缶チキン作り方の前に必要な道具
まず必要な道具を一式紹介します。お持ちの物を流用出来たりもするので買わなくても良いものもあると思いますので自宅から持っていってください。
丸鶏
文字の通り丸々の鶏肉で内臓など処理がされているものを用意しましょう。スーパーなどでは普通に売っていないことも多いので精肉屋さんに余裕をもって聞いておくのがいいでしょう。精肉屋さんでもまるまる置いていないことが多いので、丸鶏がほしいことを伝えて、いつぐらいに用意できるか確認してください。
前日に下準備をすることを考えると最低でも前日には手元にないと困ります。
味付け・調味料
調味料は今回クレイジーソルトのみです。他にもマキシマム・レモンペッパーなど普段使っている物でよいです。
缶ビール
缶ビール350mlを3分の1から半分飲んで残りを使うので準備してください。
バケツ
ブリキのバケツの取っ手をとった状態で使用しました。丸鶏をまるまるかぶせて蒸し焼きにするくらいの大きさが必要です。
事前に取っ手の部分は外しておいてください。持ち手が気の場合は焦げの原因になります。
焚き火台やバーベキューコンロ
焚き火台やバーベキューコンロがあると便利です。今ご使用の物や市販の安い物で出来ます。
炭
バーベキューで使う普通の炭でオッケーです。炭がしっかりと熱を放つまでは小さな炭でいいですが、徐々に大きな炭に火を移してください。美味しいホクホクに仕上げるためには出来るだけ大きな炭に火を移して途中で炭を足す回数が少なくなるようにするのがポイントです。
ライターやマッチ
炭の着火に最初に使用します。柄の長いタイプのライターが安全に使用できます。
アルミホイール
アウトドア用の丈夫な厚みの物があるならそれを使いなかったら自宅で使っている普通の物で構いません。
包丁やナイフ
出来上がりにケバブを切るみたいにスライスして食べるときにアウトドアナイフやよく切れる包丁があるといいです。調理途中にも火力が内部まで伝わらず再加熱する場合にも丸鶏の内部を確認するときに便利です。
ビア缶チキンの時間は?
ビア缶チキンの調理時間は約1時間半から2時間程度です。一時間の時点では全体的に白っぽい鶏肉の状態が残っていました。
シッカリと内部に火が通りいい感じに熱が通っているならポタポタと油が落ちてきて炭火に火が付くような場面に遭遇しないでしょう。
一時間たってもその現象が見られないなら炭の火力が弱いかもしれません。
ビア缶チキンの作り方やコツ
ではビア缶チキンの必要な道具について解説していきます。普段鶏肉を焼くときには人それぞれの味付けがあると思うのですが、それと同じで自分の好きな味付けでいいと思います。実際今回やってみたレシピを書いてみます。
前日に味付け仕込みをする
出発日の前日に寝る前には味付けの仕込みをしましょう。
仕込み前に内部外部ともにキッチンペーパーで水分をしっかりと取るのがポイントです。
今回使用したのはクレイジーソルトですが普段の焼き物よりもたっぷりと塗り込みましょう。外側もですが内側にもたっぷりと塗り込んでください。
バットなどに冷蔵庫保管するのですがバット内にキッチンペーパーを数枚しいて置き乾燥を避けるためにラップをして保管しましょう。
当日持っていく際に表面に大量の水分があればキチンペーパーで軽くふき取ってください。
ビア缶チキンは時間がかかる
ビア缶チキンの時間のところにも記載しましたが小二時間かかると思っていいでしょう。料理しだしてからの時間なので、キャンプ場などについてから荷物を下ろしてキャンプ用品をセッティングし炭に着火しビア缶チキンが出来るまでに三時間は最低必要だと考えておいてください。
食事を食べる時間から逆算して用意しないと時間がずれ込みますので注意が必要です。
火力は火が出ない炭火で中火より気持ち強めの火力にしてください。
ビールを用意しバケツを被せて隙間をふさぐ
350mlの缶ビールをコップに半分程度注いで飲みます。残りの缶ビールの缶ごと丸鶏のお尻部分から突き刺し鶏肉が座っている状態にします。
そしてバケツを被せますが缶ビールの部分とバケツ部分の隙間を埋めます。
30センチほどにカットしたアルミホイールの中心に缶ビールが刺さるくらいの丸い穴をあけて刺してもオッケーです。
30分おきくらいに様子を見る
30分おきくらいに炭の火力は弱くなってないか鶏肉がすこしずつ茶色く変化しているかを確認し必要ならば火力を大きくしたり小さくしたり調整します。
一時間ほど経ったときにナイフや包丁で薄くカットし内部に火が通っているか確認するとわかりやすいです。
ビア缶チキンを作ってみた感想
丸鶏の注文から前日の下ごしらえは大変ですが、当日は炭のあるコンロに乗せて蒸すだけで、普段できないような御馳走ができるのでキャンプやバーベキューで盛り上がります。
今回やった時に感じたのは火が出ない程度に炭を調整しソコソコ高火力というのが微妙で難しかったです。
途中で二回ほど丸鶏をカットし内部の火の通りを確認しましたが外部の焼け方よりも火の通りが浅く、外は香ばしいのに内部は半生で炭を何度が投入し火力調整しました。
ある程度大き目の長持ちする炭を入れ熾火(おきび)状態にして火力が安定してから開始することをおすすめします。
熾火とは炭が白っぽくなり赤い光を放ち炭の黒い部分が無い状態まで熱した状態のこと